インターネットは便利な道具です。しかし、その力を上手に使おうと思うなら、ブラインドタッチを習得しておく方がうんとお得です。
ちょっと考えてみても、メールでのやりとり、検索サイトの活用、ブログやツイッターなどなど、想像以上にインターネットは、「言葉」を使ったサービスが多いのです。
たとえば、検索サイトでキーワード検索をするにも、見ながら打ちをやっている間は、キーワードを何種類も変更しながら、目的のページを探し出すということがやりにくくなります。
また、メールを書くにしても、見ながら打ちをしている間は、文章を書く事自体に苦労して、文章内容を検討するというところまで気配りが行き届きません。いきおい、要件のみの味気ないメールになりがちです。 ブラインドタッチが出来れば、まさに、「手でしゃべる」感覚になりますから、頭で考えた言葉が、そのまま画面に現れてきて、文章の添削に力を入れる余裕が生まれます。まさに、口で「話して」いる感覚です。 とくに、パソコンなどのデジタルツールは「手直し」が簡単で便利ですから、思いついたコトバを次々に入力して、「てにをは」を整えるだけで、キチンとした文章が作れます。
しかし、キーボードを見ずに打つ「ブラインドタッチ」ができないと、これらの「文字を使ったネットの活用方法」自体が大きく損なわれてしまうのです。
結局、ブラインドタッチが出来るか出来ないかは、情報収集の質や、コミュニケーションの善し悪しに、一直線に直結します。
ネットで「話す」力があるか、ないか。
この能力差は、インターネット時代において、かなり大きな開きを生みだすのです。
つまり、
●タイピング能力は、ネットの言語能力そのものである。
ということなのです。
ブラインドタッチは、インターネットにおいては「しゃべる能力」そのものです。
特にチャットなど情感を瞬時に伝えたい場合には、ブラインドタッチの技術が必須です。
たとえば、ネットでネットショップを開こうと思っている人なら、その取り扱い商品の、より良い説明、より感情のこもった解説、メリットや導入事例などを、どれだけていねいに文章化できるかは、売上げに直結する重要な要素になります。
また、少子高齢化が進んだ、これからの低成長時代には、特定のお客さまとどれだけ頻繁なコミュニケーションを取れるか、あるいは、まだお客さまになっていない見込客さまに、どれだけ自社の魅力をキチンと全部語り尽くせるかが経営基盤の根幹になってきます。
この「定期的なコミュニケーション」を取るためにはブログやメルマガなどのネットを使った定期刊行物が、もっとも効果的であり、その発刊のためには、「ネットで話す言語能力」であるタイピング能力・キーボード能力がとても重要になってくるわけです。
通常の企業で営業マンがお得意さまと世間話をするのと同じ仕組みを、ネットで構築するには、ブラインドタッチとかタッチタイピングと呼ばれる「キーボードを見ずに言葉を入力できる能力」がどうしても必要になってくるわけです。